【ディズニーBGS】ザンビーニ家とメディテレーニアンハーバーの深い関わり

ゆうき

こんにちは！

今回は、東京ディズニーシーにおいて重要なキーマン

「ザンビーニ家」のトリビアを紹介します！

1.「ザンビーニ家」とは
- ●メディテレーニアンハーバーと「ザンビーニ兄弟」の深い関わり
2.「ザンビーニ家」はパークのどこで見られる？
まとめ
- 関連

1.「ザンビーニ家」とは

みなさんは「ザンビーニ家」という名前を聞いた事がありますか？

ディズニーシーに行った事がある方は、パークのどこかで聞いた事があるかもしれません。
実はこの「ザンビーニ家」は、ディズニーシーの象徴ともいえる大きな港
『メディテレーニアンハーバー』と深い関わりがあると言われている一族なんです。

●メディテレーニアンハーバーと「ザンビーニ兄弟」の深い関わり

もともと、メディテレーニアンハーバーは小さな漁村でした。
ところが16世紀初頭、スペイン国王のカルロス1世が避寒用施設として使用していた要塞
（フォートレス）が国際的な学会S.E.A.に譲渡されると、港の裕福な地主であったザンビーニ家
の人々は頻繁にフォートレスを訪れるようになりました。
彼らはそこにあふれる知識や業績に感銘を受け、フォートレスの発展に寄与できるよう近くに
別荘を建設しました。そして16世紀中頃にはS.E.A.の噂が広まり、多くの人々がこのフォートレス
にやって来るようになり、ザンビーニ家は別荘の部屋を彼らに提供するようになりました。
そして、ザンビーニ家は別荘の拡張だけでは不十分だと考え、お店やレストラン、ホテルなどの建設に着手。
それから約300年にわたり、このコミュニティーは発展していったそうです。
この発展の間、ザンビーニ家の子孫たちは地域の建物の利権を徐々に売却していき、
現在ザンビーニ家が経営しているのは、ワイナリーただ1つとなりました。
しかし、この海辺の街の発展は止まる事を知りませんでした。時代が20世紀となり新しい技術が
生み出されるようになっても、メディテレーニアンハーバーの住人たちはS.E.A.に譲渡されたことで
始まった歴史ある港町の魅力をしっかり保っています。

※S.E.A.とは・・・
　世界のディズニーパークに存在する架空の冒険家や探検家が所属する団体。『Society of Explorers and Adventurers』の略称。

2.「ザンビーニ家」はパークのどこで見られる？

残念ながらパークで「ザンビーニ家」の人に会う事はできません。

しかし、その歴史を感じるスポットや「ザンビーニ兄弟」のレストランへは行く事ができます。

●『ニューヨーク・デリ』の壁の肖像画

アメリカンウォーターフロントにあるレストラン『ニューヨーク・デリ』の壁に描かれている
絵には、「ザンビーニ兄弟」の肖像画が描かれています。

描かれているのは、長男の「プリモ・ザンビーニ」、次男の「アントニオ・ザンビーニ」、
三男の「エンリコ・ザンビーニ」。

彼らが販売するオリーブオイルの広告で、手広くビジネスを展開している事がわかりますね！

●『ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ』

メディテレーニアンハーバーにあるレストラン『ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ』。

名前の通り、ザンビーニ兄弟がワインとオリーブの圧搾所の1つを改装して作ったレストランです。
家庭的なイタリア料理が提供されており、店内のカウンターの上にある壁には
「パスタ・ディ・プリモ」「ピッツァ・ディ・アントニオ」「リーゾ・ディ・エンリコ」
と書かれています。
これは3兄弟の好きな料理（パスタ、ピザ、リゾット）と、彼らの名前です。

また店内にはワインの入った樽や圧搾所の名残を伝えるワイン圧搾機などがあります。
ザンビーニ兄弟が描かれたラベルつきワインも置いてあるなど、ザンビーニ兄弟のレストラン
である証拠がいたるところに散りばめられていますね。